呼吸器を勉強するにあたって、肺の解剖はとても大切です。今回は【肺の血管系】についてまとめました。
肺循環系
肺は肺循環系と大循環系から血管をうけている。
【肺循環系】
右心室→肺動脈→肺胞の毛細血管→肺静脈→左心房
肺動脈は右心室より1本の肺動脈主幹として出て、すぐに左右に分かれて左右肺動脈としてそれぞれ左右の肺に入る。肺に入ると複数の枝を分岐するが、気管支に伴走しつつ気管支とともに枝分かれして肺全体の肺胞毛細血管に達する。
肺静脈は毛細血管からの血液を集めて肺門に向かうが、この時気管支とは伴走せず、気管支と気管支の間である小葉間または区域間を肺門に向けて走る。それぞれ肺門にて2本の上下の太い静脈として肺から左心房に戻る。
ここで注意すべきは肺動脈は静脈血、肺静脈は動脈血が流れていることである。
大循環系
大循環系に属する気管支動脈は通常は下行大動脈より分岐。肋間動脈から分岐することもあるが、これは稀。さらに極めてまれに左右鎖骨下動脈から分岐することもある。
気管支動脈は下行大動脈より分岐して気管支に沿って肺に入る。気管支から細気管支への栄養血管。
気管支動脈の血流量は1~2%。
気管支静脈は気管支動脈から血液を心臓に戻すための血管である。
まとめ
- 肺動脈は気管支に沿って伴走
- 肺静脈は小葉間、区域間の間を肺門に向けて走る
- 気管支動脈は主に下行大動脈から分岐
- 気管支動脈の血流量は1~2%
以上です!
看護師の皆様、看護学生の皆様、呼吸療法認定士を目指す皆様、お勉強お疲れ様です


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